れっつ hang out

ひまをつぶしましょう

国際感覚ってこういうこと:『50mm』

面白い雑誌が出ました。 高城剛 写真/文『50mm』THE TAKASHIRO PICTURE NEWS (晋遊舎ムック) 作者: 高城剛 出版社/メーカー: 晋遊舎 発売日: 2018/03/26 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 高城剛氏が世界中を飛び回って風景や人をカメラで切り取り…

『明日クビになっても大丈夫!』

今月末で今の職場を退職することにしました。 それと直接関係あるわけではないんですが、先日Amazonでセールになっててなんとなく読んだのが、人気WEBライター・ヨッピーさんの著書『明日クビになっても大丈夫!』です。(私はクビになったわけではないです…

毎週号泣する:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

年をとったから涙もろくなったのでしょうか。否。 胸に迫る美しい物語なのです、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が。 ヴァイオレット・エヴァーガーデン1 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2018/04/04 メディア: Blu-ray この商品…

一発で六弥ナギに恋に落ちます:『アイドリッシュセブン』

アイドルアニメが乱立する昨今ですが、やっぱり2次元アイドルは素晴らしいです。 現在放送中のアニメ『アイドリッシュセブン』の第8話で、主人公の7人アイドルグループ「アイドリッシュセブン」のメンバーの一人、北欧系のハーフ・六弥ナギ君にノックアウト…

心をチューニングする音楽:RAMMELLS「playground」

営業職について3年、社用車の中ではほぼほぼラジオを聴いているのですが いろんな放送局をザッピングしてどれもいまひとつな時、自分のiPhoneをBluetoothをつないで音楽を流します。 先日会社でちょっといろいろあり涙もろくなっていた時 ラジオを流していて…

今一番オススメしたい漫画:『デビルズライン』

あまりに面白い作品に出会うと、寝食を忘れて没頭してしまいます。 それくらいのめり込む作品に出会いました。 デビルズライン(1) (モーニングコミックス) 作者: 花田陵 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/09/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブ…

『サトコとナダ』

私は来月28歳になる、かなりいい年こいた成人女性なのですが 生まれてこのかた日本国の外に出たことがありません。 ここ数年で飛行機嫌いを克服し、北海道や沖縄や奄美大島などには出かけたのですが 所詮は同じ国、大きなカルチャーショックは経験したことが…

『違国日記』

読んだら胸がスッとする漫画に出会いました。 胸がスッとするというか、頭の中が少しクリアになるというか、そういう感じ。 違国日記(1) (FEEL COMICS swing) 作者:ヤマシタトモコ 発売日: 2017/11/22 メディア: Kindle版 あらすじは以下。 「へんな人と …

肉体関係と人間関係と性産業と:『目を閉じても光は見えるよ』

新年明けましておめでとうございます。 大晦日から元旦へ向かう午前0時を跨いですぐ、なぜかBL漫画をダウンロード購入して読んでいました。 年明けから読み応えのある良作に出会えました。 目を閉じても光は見えるよ (ドットブルームコミックスDIGITAL) 作者…

意志と正しさ:『十二大戦』

観ていたアニメが次々と最終回を迎え、年の瀬を感じます。 クリスマスイブですが、干支の話を・・・もうすぐお正月ですし。 十二大戦 BDBOX [Blu-ray] 発売日: 2018/12/21 メディア: Blu-ray 十二大戦 作者:西尾 維新 発売日: 2015/05/19 メディア: 単行本 …

まさかの想起:『クジラの子らは砂上に歌う』と天下り

以前、登場人物「オウニ」のかっこよさについて綴った梅田阿比『クジラの子らは砂上に歌う』のアニメ最新話を見て これまでと全く違うことを考え、自分でその思考にちょっとびっくりしたので記録したいと思います。 letshangout.hatenablog.com 先日放送され…

愛の「おとぎ話」の贈り物:『大正×対称アリス HEADS & TAILS』

今年は乙女ゲームを何作品もプレイした年でした。 PS Vitaを購入して1番最初にプレイした『大正×対称アリス』の感想も書きましたが、今月発売されたそのファンディスク(続編)がこれまた大変素晴らしく、この感動をどうしても書き留めたいと思いました。 大…

こんな世界はもうどうでもいい:『クジラの子らは砂上に歌う』

現在放送中の梅田阿比原作のアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』は イラストも音楽も素晴らしく美しい作品です。 クジラの子らは砂上に歌う Blu-ray BOX 1 発売日: 2018/01/26 メディア: Blu-ray 先月から放送開始されたばかりなのですが、第3話のある一場面…

ダーク成分補給:『SWEET CLOWN ~午前三時のオカシな道化師~』

毎日笑ってゴキゲンに過ごしたい。そう思う気持ちも嘘ではないですが 時折どうしても暗いもの、悲しいもの、怖いものに惹かれてしまいます。 自分の中の明るい部分と暗い部分のバランスをとるように。 SWEET CLOWN 午前三時のオカシな道化師 メディア: Video…

至上の愛。:『イトウさん』『I-イトウさん2-』

素晴らしいラブストーリーに出逢えました。 イトウさん (EDGE COMIX) 作者:冥花すゐ 発売日: 2017/09/15 メディア: Kindle版 I-イトウさん 2- (EDGE COMIX) 作者:冥花すゐ 発売日: 2018/01/12 メディア: Kindle版 胸のあたりがキュッとして、切なさで涙がこ…

『それでも町は廻っている』

とにかく笑えて、ちょっと萌えて、最後にほろりと泣ける素晴らしい漫画が 石黒正数『それでも町は廻っている』、通称”それ町”です。 それでも町は廻っている(1) (ヤングキングコミックス) 作者:石黒正数 発売日: 2013/11/01 メディア: Kindle版 丸子町と…

念のために生きている:『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』

中学生の頃、同じクラスで近所の友人(女子)が西尾維新『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』を朝の読書の時間に読んでいました。 表紙が可愛かったので、私も借りて読んでみたのですが、中学時代の私はあまり気が長くなくて、いかんせん本が分厚く…

愛の怖さとマイノリティ:『にいちゃん』

表紙からインパクトのすごい漫画『にいちゃん』。 にいちゃん (Canna Comics) 作者:はらだ 発売日: 2017/04/28 メディア: コミック 「鬼の話かな?」と思うようなすごい配色です。ストーリーは、確かに鬼といえば鬼。いや、人間の話ですけど、鬼がかってると…

心に灯るあかり:『雑草たちよ大志を抱け』

『プリンセスメゾン』ですっかりファンになった漫画家・池辺葵さんの短編集がこれまた素晴らしい。 雑草たちよ 大志を抱け (フィールコミックスFCswing) 作者:池辺 葵 発売日: 2017/02/08 メディア: コミック 切ないけれど、優しい気持ちになれる作品です。 …

萌えと憂国:『大正メビウスライン』

大変面白いBLゲームをプレイしました。 大正メビウスライン Vitable - PS Vita 発売日: 2016/01/28 メディア: Video Game 大正時代を舞台ないしモチーフにしたゲーム作品って、なんでか好きなものが多いです。 大正×対称アリス、月影の鎖シリーズ、蝶の毒花…

共感につぐ共感:『私をくいとめて』

小説を読んでいて、「これ、自分のことを描かれている!!」とびっくりすることが稀にあります。そんな作品の一つ、綿矢りさ『私をくいとめて』は、面白おかしくも、それだけでは帰してくれない、ちょっと意地悪な小説でした。 私をくいとめて 作者: 綿矢り…

『手のひらの京』

綿矢りささんの作品の面白さがうなぎのぼりです。 手のひらの京 (新潮文庫) 作者:りさ, 綿矢 発売日: 2019/03/28 メディア: 文庫 京都に暮らす三姉妹とその家族の物語。 三十路を過ぎてにわかに出産のタイムリミットに焦りつつもどうすればいいかわからない…

人間が嫌い、でもどうしても人間が好き:『あやかしごはん』

相変わらずPS Vitaで乙女ゲームやBLゲームを嗜んでおります。 先日『あやかしごはん~おおもりっ!』をプレイしました。 PSVita あやかしごはん~おおもりっ!~ 通常版 - PS Vita 発売日: 2015/10/08 メディア: Video Game 多少のバグはあったものの、ほっこり…

意識の変容と宇宙の彼方の恋:「消去」

数年ぶりに国会図書館(永田町の方)に行きました。 なんの気なしに蔵書検索すると、あるにはあるが電子版で、それもKindleのような形態ではなく、紙の本を1ページ1ページ写真撮影したものでした。読みづらいったら・・・ そこで広尾の都立図書館へ行き、改…

読むのがつらい、でも読みたい『メイドインアビス』

今年の夏アニメでかなり完成度が高い『メイドインアビス』。 続きが気になって先に原作を読みまして、あまりの衝撃に1週間くらい感情が塞ぎこんでしまいました。 メイドインアビス 1-6巻セット 作者: つくしあきひと 出版社/メーカー: 竹書房 メディア: セッ…

『エゴン・シーレ 死と乙女』

職場で隣の席の聡明な女上司から教えていただいた映画『エゴン・シーレ 死と乙女』を観ました。 エゴン・シーレ 死と乙女 [DVD] 発売日: 2017/08/02 メディア: DVD この映画の話を聞くまでエゴン・シーレという画家のことを知りませんでした。 画家の伝記は…

『Life 線上の僕ら』

将来に対しての葛藤を描くボーイズラブ作品を読むたび 私も男性に生まれて、男性の恋人を持ちたかったなぁと考えてしまいます。 Life 線上の僕ら (花音コミックス) 作者:常倉三矢 発売日: 2017/04/14 メディア: Kindle版 手持ち無沙汰でなんとなく購入し…

学生時代の美しさ:『月がきれい』

2017年の春アニメが終焉を迎えていますが 『月がきれい』、美しかったです。 「月がきれい」Blu-ray Disc BOX(初回生産限定版) 発売日: 2017/09/27 メディア: Blu-ray また、思わず「川越の観光協会の差し金か?」と疑うほど、舞台となった川越市が魅力的に…

『剣が君』

乙女ゲームがすっかり日常に溶け込んでおります。 以前から気になっていた作品『剣が君』のVita版をプレイしました。 剣が君 for V 通常版 - PS Vita 発売日: 2015/03/26 メディア: Video Game あらすじは以下。 1633年の日本。鬼丸国綱、童子切、大典太、三…

物語の芸術、乙女ゲーム『大正×対称アリス』

4年ぶりにコンシューマー向け乙女ゲームをしました。 乙女ゲーマーシスイ復活に際しプレイした『大正×対称アリス all in one』が素晴らしく面白くて美しくて悲しくも愛おしい作品だったので、記録に残しておきたいと思います。 大正×対称アリス all in one -…