今週のバビロン(アニメ)を観てから気が滅入っています。。ショックすぎて。
生理前だからとか、寒くなってきたからだとか、仕事がいまいち上手くいかないからだとか、他にもいろんな原因があるのかもしれませんが、とにかくどこか憂鬱で、億劫で、気分が塞ぐ。
そんななか、よく聴くようになったのがKIRINJIの2018年のアルバム『愛をあるだけ、すべて』の最初の曲「明日こそは/It's not over yet」です。
イントロのギターがかっこよくて、でも晴れやかで爽やかで、今朝通勤で聴いていたときは「青空に合うなぁ」と思って聴いてましたが、帰宅時に聴くと「仕事終わりのパッとしない夜にも合うなぁ」と感じました。いつ聴いても心にしっくりくる素晴らしい曲です。
歌い出しの「明日こそ 明日こそは昨日よりマシな生き方したいね」って、なんでこんなに素敵なんだろう。ほんと、そうだよね、って聴くたびに思います。
堀込高樹さんの歌詞はイメージとして抽象的ででも心に迫り共感できるものが多いと思っていましたが、この曲はすとんと腑に落ちて、難解なことが一つもない、すごく素直な歌詞に感じました。もう、共感しかない。全共感。
そしてメロディや編曲が、これまたもう「これでしょ!」っていうピッタリ具合なのです。明日こそは昨日よりマシに生きてみたくなる、滅入った心と身体に染みる美しい曲調です。
KIRINJIは今日新しいアルバムが出て、それのリードトラックをラジオで聴くたび「KIRINJI素敵なことになってるな〜」と思っていたのですが、まさか1年前の曲が巡り巡ってこんなに自分にフィットするとは不思議な感じです。このブログで書いたかどうか覚えてないですが、キリンジには個人的に微妙な思い出があったりするので。昔の曲も好きなのいくつもありますけど。
けど・・・今のKIRINJIが1番好きです。こんなに長く活動していて、今の曲が一番好きって凄いことですね。本当にいいアーティストってことだと思います。
ここのところ1年前の曲をヘビロテしてますが、きっと気持ちが回復したら最新アルバムをヘビロテします。おわり。