最近とても気に入っている曲があります。
Friendly Firesの「Love Like Waves」。
Friendly Fires - Love Like Waves
Friendly Firesの曲って全体的に宇宙っぽくて最近すごく気になっています。
特にこの曲は歌詞も雰囲気的に好きです。
恋の始まりの、自分ではどうにもならない、洗濯機の中に入っちゃったようなめちゃくちゃになるグルーヴ感が切なくも楽しく、繰り返し聴いてしまいます。
先日エントリを書いた『チーズ・イン・ザ・トラップ』も、この曲をBGMに読み進めていました。
恋愛って、現実に起きるものなのに、どこか別世界に連れ出してくれる麻薬みたいなところがあります。
この曲は、そういうトリップ感を巧みに表現した名曲だと思います。
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私は、人間の脳って、つくづく宇宙的だなぁと考えるのですが、皆さんもそうなのでしょうか。
今の職場は美容関係で、お客様も同僚も上司も後輩も、みんな肉体の表面・容姿について日々考えサービスを提供しています。
私も、肌のターンオーバーの話とか、保湿の話とか、自社商品の説明なんかをしながら、ぼんやりと、その空間にぷかぷか浮かぶ人数分の脳を思い浮かべます。
お肌がいくらツルツルになっても、その表皮を剥げばみんな肉塊で、この視界に映る世界は全て視覚野で認知した映像に過ぎないんですよね。
この、脳と脳が作用し合い、恋愛とか敵意とか打算とか、様々な感情と関係が立ち現れては影響し合い世界が広がっていっている・・・そう考えると、つまらない人間関係も、なんだか宇宙的でワクワクするというものです。おわり。