れっつ hang out

ひまをつぶしましょう

劇場版アニメ、ひいては映画の最高峰『同級生』

映画館に同じ映画を3回以上観に行くという経験をはじめてしました。

観るたびにキュンとくる、観るたびにジーンとする、観るたびに幸せな気持ちになる。

そういう映画が中村明日美子原作『同級生』です。

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20日の公開初日に観に行って、本当に感動して、

次の日中野ブロードウェイで開催されていた原画展にも行ってきました。

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作者の中村明日美子さんの作品は『ウツボラ』と『鉄道少女漫画』シリーズしか読んだことがなかったのですが、この「同級生」展を観た後、また劇場で映画を観て、その後原作シリーズを購入して読みました。

原作ももちろん素晴らしいです。BL界では知らない人はいないとまで言われることもある名作中の名作です。

しかし、原作が素晴らしくても、アニメ化したり実写化したりして、残念な結果になってしまうものも世の中にはたくさんあります。

でも、映画『同級生』は原作を超えるほどの良作になりました。

アニメやBLという枠を超えて、映画としてこんなにも美しい作品がこの世にどれくらいあるのか?と思うほど、美しい映画です。

人物の描写、背景となる校舎や街並みや木々や雫の一粒にいたるまで、非常に繊細に美しく活き活きと描かれています。

そして音響や音楽も大変良いです。絵や効果を引き立てる、最高にいい仕事をされています。

初日の舞台挨拶で原作者の中村先生が、作品を「絵と音の総合芸術」と評した話をネットで見かけましたが、非常に的確な表現でびっくりしました。

本当に”総合芸術”そのものだと思います。

この映画に関しては、あらすじやら前評判やらすべて流して、とにかく観てほしいと心から思います。

観るとね、本当に胸のところがキュンとなりますよ。

恋したくなるし、優しい気持ちになれます。

そういう映画です。

こんなに美しい映画に出逢えて、心から幸せに思います。おわり。

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こちらの曲をBGMに書いていました。

毎日聴いてます。名曲。

同級生

同級生