れっつ hang out

ひまをつぶしましょう

ビジネス本・雑誌ほか

フランス人に生まれたかったかもしれない

『午前4時にパリの夜は明ける』という映画を観まして。 bitters.co.jp 1981年、パリ。結婚生活が終わりを迎え、ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った少女、タルラは家出をして外で寝…

徒労感だけがつのる理由:『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?』

大屋夏南さんがYouTubeでまたまた面白い本を紹介されていました。山口周『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?』。 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書) 作者:山口 周 光文社 Amazo…

疲れるけど避けられないフェミニズム

先日書店の雑誌コーナーで『Numero TOKYO 2023年3月号』をちらっと読んだんです。 Numero TOKYO(ヌメロトウキョウ) 2023 年 3月号 [雑誌] (デジタル雑誌) 扶桑社 Amazon それで後ろの方に「バービーのモヤモヤ相談室 」という、お笑い芸人のバービーさんの連…

終活で身辺整理:展示のチケットその2

前回からの続き。 2015年 パスキン展。全然記憶にない。 山口小夜子 未来を着る人。これは覚えてます。 地元の図書館にあった『小夜子の魅力学』が大好きでよく読んでたので、実際にポスターとか観られて良かったです。 小夜子の魅力学 作者:山口 小夜子 文…

21世紀の仏教徒:『池上彰と考える、仏教って何ですか?』

私のなかの仏教ブームのひとつの到達点ともいえる著作に出会いました。それが『池上彰と考える、仏教って何ですか?』。 池上彰と考える仏教って何ですか?文庫版 作者:池上彰 飛鳥新社 Amazon さすが池上彰氏、仏教のはじまりから日本でどのように発展したか…

ほどよく仏教:『気になる仏教語辞典』

『サピエンス全史』を読んでから、何かと仏教に興味が湧き続けていて、書店や図書館で仏教関連の棚を見ては目についたものを手に取り、時には気になったお寺に赴きお参りしたりする生活を2、3か月続けていました。信仰というよりは、仏教の根源的な考え方(…

人間っていいのか?:『サピエンス全史』

昨年末に読んで、別次元に面白かった本が『サピエンス全史』。 サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 Amazon 世界的ベストセラーですが、私はモデルの大屋夏南さんのYouTubeで初めて知りました。 ま…

平家物語とタルムード金言集のあいだで

アニメ『平家物語』を観ました。平家にあらざれば人にあらずAmazon 映像もドラマも非常に美しくてとても感動した反面、良くも悪くも“日本人的価値観”を強く感じて、しみじみ考えてしまいました。ここで私のいう“日本人的価値観”とは、恥の文化や有終の美と呼…

『地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門』

あけましておめでとうございます(もう15日ですが)。 昨年末から今年にかけて面白い本に立て続けに出逢い、いろんな思いが帰省ラッシュの東名高速道路くらいの大渋滞を起こしています。 少しずつ噛み締めていきたい、そんな正月。 面白い本渋滞のわりと先頭…

自分を守るために:『1%の努力』

ひろゆき『1%の努力』、何かがすごく役に立ったわけではないけど、色々と思うところがあった書籍でした。 1%の努力 作者:ひろゆき 発売日: 2020/03/05 メディア: Kindle版 帯にあるような「頭のいい生き方」については、正直どの辺が頭がいいのかよくわか…

なんだってマーケ:『ぼくは愛を証明しようと思う。』

大学で専攻した心理学は、そこそこ面白かったですがあまり夢中にはなれませんでした。面白かったなーってだけで、卒業したあと生活に役立てることもなかったし、学んだ知識もぼんやりとしか記憶に残っていませんでした。 だからびっくりしたんですが、藤沢数…

『美容は自尊心の筋トレ』

多くの日本人に必要と思われる本が長田杏奈『美容は自尊心の筋トレ』です。 美容は自尊心の筋トレ (ele-king books) 作者:長田 杏奈 発売日: 2019/06/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) 表紙の感じがぱっと見女性向けですが、男性にも読んでほしいと思い…

しがらみに囚われないために:『叶恭子の知のジュエリー12ヵ月』

叶恭子さんの良著を読みました。 叶恭子の知のジュエリー12ヶ月 (よりみちパン! セ) 作者: 叶恭子 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2011/11/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る ひと月ごとに「関係」や「お…

他人のQから自己を省みる:『40+1』

私はアニメもゲームも大好きで、演じている声優さんもとても尊敬していますが、声優さんの書いた本を手にしたのは安元洋貴『40+1』が初めてでした。 安元洋貴 1stフォトブック 40+1 【スペシャルトークCD付き】 作者: 安元洋貴 出版社/メーカー: 宝島社 発売…

『明日クビになっても大丈夫!』

今月末で今の職場を退職することにしました。 それと直接関係あるわけではないんですが、先日Amazonでセールになっててなんとなく読んだのが、人気WEBライター・ヨッピーさんの著書『明日クビになっても大丈夫!』です。(私はクビになったわけではないです…

人生と欲:『自分の時間を取り戻そう』

久々に自己啓発ちっくな本を読みました。 自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 作者:ちきりん 発売日: 2016/11/25 メディア: Kindle版 ネットではかなり有名人なちきりんさんの最新刊。彼女のブログは大学生の頃から読…

『モノが少ないと快適に働ける』

最近Amazonで目についた本がこちら。 モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術 作者:土橋 正 発売日: 2014/03/07 メディア: Kindle版 私はモノを捨てるのが大好きです。 生活していると、知らず知らずのうちにモノが増えてい…

起業家精神とは何か?『リクルートのDNA』

今週、通勤電車の中でこの本を読んでいました。 リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21) 作者:江副 浩正 発売日: 2007/03/01 メディア: 新書 リクルートの創業者・江副浩正さんが、会社を立ち上げてからの様々な経験を自身の言葉で赤裸々に語…

仕事は『稼ぐ力』でみつけるもの

『日本の論点』に続いて読んだ大前研一氏の著書その2がこちら。 稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方 作者:大前 研一 発売日: 2013/09/05 メディア: 単行本 この本はさらに面白かったです。 私は紙の本を読むときは、印象深いところやもう一度読…

『日本の論点』

先日有名ブロガーちきりん氏が大前研一さんのわりと最近の著書3冊をオススメしてらして、ミーハーな私はさっそく読んでみることにしました。 大前さんの本は1,2冊以前に読んだ気がするのですが、経営についての専門的な話が多くて難しかった記憶があったの…

『フリーエージェント社会の到来』

フリーランスやら、ブログ執筆やアプリ開発で個人で食べていくやら、ここ数年でそういう話をよく聞くようになりましたよね。 2014年現在、そういったような個人で稼ぐ方法というのは、確かにとてもハードルが低くなったと思います。それでもまだまだ自分の身…

読むと意識が高くなりそう・・・『採用基準』

某有名αブロガーのおばさまが、別名でも本を書いていると聞いて、手に取ったのがこちらの本です。 採用基準 作者:伊賀 泰代 発売日: 2012/11/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この本の内容をひとことで言うと・・・ 「みんな、リーダーシップ取れよッッ…